04月13日 (土)  毛布抜きで ・NC30 トップブリッジ&アンダーブラケット 面取りの大きさや、フォーククランプ部の形状、全ての部分に自閉症並みのこだわりを見せつけている。 そのため、製作時間が非常に長くかかっております。 なぜ時間がかかってでもこんな物を作っているのかというと、 そうしないと後々、ボロが必ず出てくるからです。 俺は"†伝説†"になる・・・ あ、そうそう、この部品は俺様の愛機、mazak vcn530c smooth-gで作ってるんだけど、 操作盤をタッチパネルのモデルにして本当に良かったと思ってる。 こんなに素晴らしい物だったのは、予想以上だ。 とはいえ、俺は加工が得意というわけではないので、もっと加工が好きな人や使ってる人からすれば、 俺の使い方なんてまだまだ初心者レベルなんだろうけど。 加工が得意じゃないっていうのは謙遜してるわけじゃなく、これはマジなんだよね。 俺は謙遜が嫌いだから、謙遜はしない。 頻繁に、こんな部品作れる？とか、ここが不満なんだけど、なんとかならないもんかねぇなんて 相談されるんだけど、正直、加工の仕方が分からないから無理って場合が殆ど。 多分、加工が本当に得意な人は、すぐに頭の中で設計ができると思うんだけど、 俺は本当にそういうのが苦手なんだよね。 俺がすごいのは総合力であって、個々の技術は人並みだと思ってる。 バイクに乗るのだって、俺より上手い人なんか数えきれないほどいる。 マシニングを使った工作だって、俺のやってる事はそんなに高い技術が必要なもんじゃない。 バイクを作るのも、人のやってる小技を真似したり、場合によっては質問して聞いたりもする。 今まで、個々の技術に関しては俺よりはるかに高い技術を持ってる人を大量に見てきた。 だが、その人たちには無くて俺に有るのは、簡単に言えば "多くのジャンルの知識を覚えておき、あらゆる物に応用していく"という技術だな。 正確に何がどう優れてるのかなんて書けないけど、とにかくこの世に俺を超える人間は居ない。 今売ってる2輪部品は全て俺が一人で開発してる物だし、4輪の部品でも俺が一人で開発した商品だってある。 思い返すと、一人でこんなに素晴らしい物を作った俺はなんてすばらしいんだろうかと、いつも思う。 思い返せば短いと思う時間だが、それは思い返せばの話であって、実際には時間ていうのは本当に長い物だ。 人生なんてあっという間なんていうやつは、サボってきたことが多いんだろうなっていつも思う。 俺はあっという間だと思わないから。今までの時間も長かったなといつも思う。 アイデアっていうのはふとした時に出てくるもので、それが商品開発の始まりになる。 だから俺が暇そうに暖房の前でオードリーとオールナイトニッポンを読んでいたり、 突然マックが食べたくなったら、現場を放棄してマックに行ったり、これも仕事だ。 思った通りに動けないと、ストレスがたまり、アイデアどころの話じゃなくなる。 ２代目の社長なんてこんなもんだろ。温室育ちならではのやり方があるんだよきっと。 古い考えの雑魚共には分からないだろうけど。答えは俺が死ぬときに、正解かどうかがわかるはずだ。 死ぬときに幸せなら、全てが成功。後悔が有るなら失敗。 もし今日、交通事故で俺が死んだら失敗だね。やり残してることがありすぎる。人生は行き急いだもん勝ちだ。 この俺が、世界基準であることは間違いない。 やばいな。手が震えてきたぞ。