Diary 2003. 11
11月11日 (火)
86ガルウイング!
さて最後の追い込み「最終試作」です!
ちょっとずつ修正しながら完成してるガルウイングですが
最後にきちんと素材から削り出します!
マシニングセンターでのプログラムで全ての寸法が決まるので
10個削っても100個削っても寸法のズレは皆無です。
こうして一つ一つ削り出したパーツでもう一度組みなおして見ることが重要です。
ここで成功すればあとは皆さんのお手元へ届ける事ができますから!!!
成功率は95%です!今まで何枚も何個も削り直す度に全てのデータをインプットしてあるからね!
来週明けの日光サーキットで86を走らせなきゃだから加工もラストスパートっすよ!
11月12日 (水)
86ガルウイング!
ついにやりました!
たくさんのお問い合わせ・励まし・嫌がらせ???
ありがとうございます(爆)
詳細はのちほど!
とりあえずサービスショット1枚のせます!
カッチョエエーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
11月13日 (木)
86ガルウイング!
お手軽ボルトオンキットで86000円を目標にやってきましたが、遂に完成です。
今までの車種と同様の作りですから自分的な信頼性もあります!
今日からは取り付け方をアップしていきます。
ボディ加工がでてきますが仕方なく思ってます。
値段も120000円(税込み126000円)に予定変更です。
ただし、応援メールいただいてる方には後日「えこひいきメール」を送ります。
まず概要ですが写真左のフラットな巨大なアルミ板から削り出します!
アルミを使用する理由としてまず軽いって事があるよね!
鉄板に比べたらかなりコスト高になりますが(泣)
ガルウイングのキットって外国のやつとかはみんな鉄板なのよ!
けどボディも鉄だから、鉄と鉄だと乗っててずれてきちゃうのよ。
それをアルミにするとアルミの柔らかい部分がボディに食い込んでズレを防止します。
擦れる部分のパーツや強度の要る部分にはきちんと焼き入れ処理して検品します(写真中)
ボディを止めるボルトはもちろん、なんとワッシャーまで焼き入れしてます。
今までのノウハウとプロとしてこだわりを持ってやってますから!!!
写真右が組み付けた状態の片側です。
ここまで組んだ状態でみんなの所へ届けます!
11月14日 (金)
86ガルウイング!
ここからがみんなの作業です。
同封のドアパネルをアームに取り付けします。
白いワッシャーを入れてM6でしっかり締めてください。
この時ネジロック剤を塗布してください。
写真中の補強ブロックも同様に取り付けします。
11月15日 (土)
86ガルウイング!
次にボディ側ですがこんな感じです。
なんか意味不明なフタはドライバーでこじれば取れました。
けどちょうどキットが取り付く部分に板金が・・・
11月16日 (日)
86ガルウイング!
これではとても装着できません。
当たる部分はサンダーでカットしてください。
11月18日 (火)
86ガルウイング!
カットしたらキットをボディに取り付けますが付属でプレートが入ってます。(写真左)
厚みが3ミリと5ミリの2種類あるので注意してね!
5ミリはキットの下側に挟み込みます。(写真中)
3ミリはキットの上側に挟み込みます。(写真右)
11月20日 (木)
86ガルウイング!
取り付けの際にベースプレートができるだけボディに平らに付くようにします。
干渉する場合はでかいハンマーを用意しましょう(爆)
ベースとドアを取り付けますがワッシャーは焼き入れワッシャーを使用します。
ドアをきちんとチリだしながらあてがいます。長穴になってますのでうまく調整してください。
11月22日 (土)
86ガルウイング!
ここからが「最重要ポイントです!!!」
フルフェイスのヘルメットと防弾服を着用して作業にかかります。
アームとダンパーをつなぐ所なので慎重に作業しましょう!
一人では無理ですから、もう一人にドアを持ち上げてもらって作業します!
このボルトに無理な負担がかかるとボルトが折れてドアが落ちます。
またドアを下げた状態(ダンパーが縮んでる)でボルトに無理な負担がかかってボルトが折れると
ダンパーが急激に跳ね上がり非常〜に危険です。
ですから向き等きちんと取り付けてください。(写真中)
アームとダンパーのアダプターの間に2.5ミリ)のカラーを挟み19サイズのボルトで締めます。
2ヶ所ネジがきってありますがアームの支点に近い方(マーキングしてある方)で装着します。(写真左)
支点から遠い方では装着できません。
それとドアを下げた時にダンパーが底付きしないか気をつけましょう!(写真右)
ダンパーのアダプターの向きには「よーく、よーく、よーく!」注意してください。
反対につけるとアームと干渉して一発で折れます!!!
2.5ミリのカラーを挟みながらボルトを入れるのが結構大変です(汗)
ボルトに無理な負担が掛からないように上手く締めてください。
ここのネジは締め込み過ぎに注意してください。
締まりきったところからスパナでクイックイッ!って感じかな?
締めすぎると簡単に折れちゃうからね!
あとナメやすいので注意してください。
ネジロック付けてれば緩んでくる事もないと思います。
(締め付けトルク4k〜5k)
グリスも多めに塗布してくださいね。
このボルト1本でドアを支えてますから非常に重要です!!!
11月24日 (月)
86ガルウイング!
ドアを上げてダンパーをセットしますが干渉してあがりきらない場合があります。(写真左)
その場合できるだけドアを横方向に開きながら上にあげてみてください。
ダンパーは超高圧ですから絶対に手では縮みませんので!
きちんと締めたらそーっと手を離してみましょう!
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜」
感動の瞬間です!
アームとダンパーが当たらないか?慎重に下げながら各部干渉を確認してください。
その時不注意にのぞきこみながら操作しないでね!
ボルトが折れると鉄砲のように破片が飛んできます!
フルフェイスのヘルメットと防弾服を忘れずに・・・
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